インタビュー

未経験からIT業界でワクワク働くエンジニアに|やきいもさん

本記事では、「焼き芋のITブログ」で、IT業界で働くことやIT技術などについて発信しているやきいもさんにお話を伺いました。IT業界でエンジニアになることを選んだ決め手や、キャリア、エンジニアの楽しさなどについてお話ししていただきました。

どんな仕事をしているのか

文系・未経験からマネジメント系のエンジニアになって13年目になります。大学生の頃は、外国語学部で英語などの言語学や国際関係の歴史等を学んでいました。現在は製造業の会社でエンジニアとして業務系のシステム開発を行っていて、上流から下流までの全ての工程に関わっています。

具体的な工程としては、事業構想の立案から要件定義、基本設計、詳細設計、プログラミングを外部の方へ指示、その後受け入れテストや結合テストを経て導入、といった流れです。その中で、お客さんとの要件詰めや仕様のレビューを進めつつ、お客さん先のプロジェクトの打ち合わせに参加して、詰めた要件を開発部隊に投げたり、平行して保守の対応をしたりしています。

IT業界を選んだ決め手

就活の時はIT業界だけでなく商社や海運系など幅広く見ていて、IT業界では、地元で働けて、かつ興味のある製造業のシステム開発ができる会社に絞っていました。

そんな中でもIT業界に決めた理由は、今後需要があるということがまず一つあります。IT業界の市場規模は大きくなっていますが、人材が足りていません。そういった点で、単純に人の役に立つことができる可能性が高い業界だと考えました。

また、文系の学生が就くことの多い営業職や総合職は、人間力やコミュニケーションのような目に見えないスキルが重要視されますが、そういうものは定義があいまいで、あまりイメージがわきませんでした。でも、IT業界は努力を積み上げていけば知識やスキルが成果として分かりやすいことも魅力だと思いました。

もう一つ、ワクワク感がある業界だからというのもあります。技術の発展は早く、新しい技術に触れることの多い業界で0から新しいものを生み出すことができるのは、ワクワクしてやりがいのあることだと感じます。

IT業界の中でもSEは文系でも手に職がつけられる職種の一つであり、元々ものづくりに興味があり、1つのことをコツコツ積み上げることが好きな自分には合っていると思いました。そして文系・未経験でも採用を積極的にしていた今の会社に出会い、就職を決めました。

新卒から現在までのキャリア

入社後は最初に製造業の基本的な部分やビジネスマナーの研修がありました。その後、エンジニアとして必要なITの基礎を学んだり、本を読んだりする研修がありました。プログラミングの研修は特になく、最初に案件にアサインされた時に簡単なプログラムの修正をしたくらいです。

その後、3年目まではテスター、プログラマー、SEとして基本設計、詳細設計、単体テスト、結合テスト、マニュアル作成などの業務をしていました。4年目~7年目はそれに加えてPMOとしての業務をするようになり、プロジェクト管理の補佐や事業構想、要件定義、システムテスト、顧客との仕様調整などを行っていました。8年目以降はさらにPM、PL、として複数案件のプロジェクト管理をするようになる、というようなキャリアを積んできました。

実際に働いてみて分かったこと

実際にエンジニアとして働いてみて、想像以上に勉強しないといけないことが多いと感じました。やっぱり理系ではないので、ハード面などで数学的な知識が必要な場面では基礎的な知識が不足していると感じます。また、統計学やデータの分析なども元々の知識として保有していないので、そういったところでも苦労しています。知らない単語やわからないことがあったときは、その都度調べたり本を買ったりして、その周りの知識を補完するといった方法で知識を補ってきました。

また、プロジェクトが変わるごとに新しい開発環境、業務知識を身に着ける必要があったり、キャリアが上がっていく中でその都度必要な知識を補っていく必要があったりもします。最初はプログラマーで、次にSEになって、PL(プロジェクトリーダー)やPM(プロジェクトマネージャー)になっていったり、コンサルの方に行ったりと、キャリアが上がる中で求められる力量が変わるので、その都度勉強しないと上がっていくことはできないです。どの仕事も一緒ですが、やっぱり勉強はしないといけないですね。

でも、実際に働いてみると、想像以上に知的好奇心を満たしてくれます。IT業界は新しいものがどんどん出てきてキャッチアップが大変ですが、新しいものに触れることは知的好奇心を満たしてくれるのでやっていて楽しいです。せわしなく、追われているような環境が自分の性に合っていたというのもあります。

あと、構想から関わると、「こういうものを作りたい」という検討をお客さんとすることができ、さらにそれが実際に動き出すところまで見ることができるのもエンジニアの醍醐味です。世の中にない新しいサービスや仕組みを創り出すことや、自分が作ったプログラムやシステムが動くことはやっぱり面白いです。

これからのエンジニア像

これからも楽しく仕事ができればいいなと思っています。上流の検討になると、”ポリシーとポリシーの検討”というか、「あるべき姿はなんだろう」という部分の検討になるんです。そのときに、自分のポリシーをしっかり持った上であるべき姿を描いてシステムを作っていくことができたら、もっと楽しいんじゃないかと感じています。あと、やっぱり今はAI 関連の技術がどんどん出てきているので、それを上手く組み合わせたシステムを作るのがこれからの目標です。